「AdGuard Home」で広告ブロックのフィルターを設定する方法(LINEの広告のブロック方法も紹介)

前回の記事でUGREEN NASのDocker上でAdGuard Homeを構築するまでを紹介しました。

まだ見ていない方はこちら↓

UGREEN NASのDockerで「AdGuard Home」を稼働させて広告ブロックする方法
本記事を見に来た方にAdGuard Homeの説明は不要かと思いますので省きます。 とにかくネットワークレベルで広告をブロックしたいと思っていて、自宅にNASサーバーを24時間稼働させている方が見に来られているかと思います。 Raspberry Pi(ラズパイ)でも同じことが実現可能です。 自宅のその辺に転がっているラズパイでも試してみてください。 本記事ではUGREEN NAS(DXP2800)のDockerで構築して動作させています。 利用するDockerイメージ https://hub.docker.com/r/adguard/adguardhome Dockerイメージダウンロード UGREEN NASのDockerの「イメージ」>「イメージリポジトリ」の検索欄からadguardhomeと検索して、 上記のDockerイメージと同じ物(検索して一番上にあるもの)をダウンロードします。 コンテナ作成 次に「コンテナ」>「作成」からイメージを選択で先程ダウンロードしたイメージを選択してください。 コンテナの編集 コンテナ名は自由に分かりやすい名

今回の記事では私の利用しているフィルターと設定方法を記載します。

おまけでLINEの広告をブロックする設定も紹介します、


AdGuard Homeのダッシュボードから「フィルタ」 > 「DNSブロックリスト」を開きます。

AdGuard Home ダッシュボードからDNSブロックリストへ画面

「DNSブロックリスト」の「ブロックリスト」に追加するから「カスタムリスト」を追加する」で名称を決めて、リストのURLを記載する。

ブロックリストに追加する選択画面
新しいブロックリスト追加画面

お好きなカスタムリストの追加をしてみてください。

ブロックフィルターリスト

参考

フィルターリスト - なんJ AdGuard部 Wiki*
AdGuard for Androidをはじめとする広告ブロックアプリについての情報を共有するWikiです。

利用しているフィルター

デフォルトで用意されていた「AdGuard DNS filter」と「AdAway Default Blocklist」を有効化しています。

自分で追加していて有効化しているフィルターは280blocker豆腐フィルターになります。

280blocker

はiOSで広告ブロックアプリを出していて、DNSブロックフィルターを公開しています。DNSブロックフィルターは毎月1回更新されています。

フィルターのリンクの「xxxxxx」箇所を、例えば2025年7月だと「202507」と変換して利用する。

https://280blocker.net/files/280blocker_domain_ag_xxxxxx.txt

次の月のフィルターにもアクセスできるため7月でも「202508」としても利用ができます。

公式のリンク先(※公式の注意事項を守ってご利用ください。

ダウンロード | 280blocker

おまけ

LINEの広告のブロックについて

AdGuard Homeのダッシュボードから「フィルタ」 > 「カスタム・フィルタルール」を開きます。

AdGuard Home ダッシュボードからカスタム・フィルタルールへ画面

ルールに以下の2行を追加して「適用する」を押す。

||a.line.me^$important
||linecrs.line-scdn.net^$important
フィルタールール記述画面

スマホのLINEのタスクを切って、再度LINEを開き直してみてください。

「トーク」の一番上に表示されていた広告がブロックされているかと思います。

この枠を押しても広告に飛ばされることも起こらず、ストレスフリーになります。

LINE広告ブロック画面

以上で解説は終わりになります。

皆さんもフィルターを調べてお好きな物を追加したり、通信を読んで広告かな?と思うようなものをカスタムフィルタに追加してみてください。

注意点はフィルターを追加しすぎるとアクセスできなくなるページがあったりするので適度な量で追加してみてください。

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